牡丹

え、これは何故でしょう?

驚くには当たりません。

ボタンの株元を見て下さい。

接ぎ木になっていますね。

実は、ボタンの接ぎ木の台木は芍薬なんです。

ボタンを種から育てますと成長が緩慢で、花が咲くまでに5~10年かかってしまいます。

それで、ボタンの台木に成長が早い芍薬を使うのです。

牡丹も芍薬もボタン科ボタン属で親和性があります。

牡丹は樹木、芍薬は草本で、本来、成長の速さが異なります。

牡丹の株元に咲いた芍薬の花は、直ぐにかき取ってください。

放っておくと、生育旺盛な芍薬に牡丹が負けて、芍薬の苗になってしまいますので。