日本で一番有名な縁起木(えんぎぼく)は、南天(ナンテン)ではないでしょうか。

南天は平安時代に中国から伝来しました。

難転(難を転じて福と為す)に通じることから、

縁起木として親しまれて来ました.

戦国時代には、出陣の時に南天の葉を鎧の下に入れました。

江戸時代には、「火災除け」「魔除け」として玄関先や鬼門の方角に植えられました。

いまでも、その風習があります。

新年を迎えるにあたり、「福」を呼び込もうと、切り花としても飾られます。