朝顔はなぜ、朝に咲くのでしょう。

実は、朝顔は朝に咲くと思われていますが、実際には夜明け前の薄暗い頃に咲くことが多いです。

そして、咲く時期というのは日の出時刻ではなく、日没時刻が関係しています。

実は朝顔は、日没時刻から8~10時間程度で開花します。

7月ですと4時~5時、9月ですと3時~4時ごろになります。

それでは、朝顔がしぼむのは何時ごろになるのでしょうか。

実は朝顔がしぼむのは、暑さのためなのです。

朝顔が昼前にしぼむのは、暑さと乾燥で花びらの水分が蒸発してしまうからです。

朝顔の花びらは非常に薄いので、暑ければ暑いほど花びらの水分の蒸発が早く、早くしぼんでしまいます。

ですので、暑さの厳しい時期には朝9時ごろにしぼみますが、10月頃ですと昼過ぎまで開いていることもあります。

雨の日は湿気が多いので、晴れのひよりも遅くまで咲いている傾向があります。

また花びらの厚い品種は、水分の蒸発が遅いので、より長く咲いてくれます。