初夏、ラベンダーの候ですね。

実は、ラベンダーが草ではなく、木なんです。

例えば写真のイングリッシュラベンダーは、シソ科ラバンデュラ属の小低木です。

ラベンダーにとって、木質化することは健全に成長している証拠とも言えますが、

木質化が進行すると、花や葉の数がどんどん減っていくため、メインテナンスが必要です。

木質化したイングリッシュラベンダー

木質化は古い枝から順番に始まるので、その枝を刈り込み(剪定し)、株の下の方から新しい枝をふかせます。

ラベンダーの剪定時期は新芽の吹きやすい春~初夏(5~6月)にします。

木質化した枝は固いので、いい剪定ばさみでスパッと切って下さい。

上手に切れないで、何度もハサミを入れていると枝が傷つき、そこから病気などが侵入することがありますので。

剪定した枝の切り口は、市販の殺虫・殺菌剤を散布します。

どんな花でも、ガーデニングするにはその花の特性を理解し、正しい対処方法を取ることが必要ですね!