いよいよ、5月のバラの季節の到来です。
バラ好きの方には、たまらない季節です。
今日は、バラの樹形の種類について述べます。
バラの樹形によって、置くスペースや育て方が違うからです。
まず、木立性のバラ。
木立性は写真のブルーバーユのように、枝が堅く自立出来るバラです。
ブッシュ樹形と呼ばれることもあります。
コンパクトでまとまりが良いのが特徴です。
狭い庭や、ベランダでも育てられます。
2番目はつる樹形。
いわゆる、つるバラ。
写真のピエール・ド・ロンサールはつるバラでは一番人気です。
つる樹形は、枝が長く伸びる樹形です。
枝の長さは2mから、長いもので10mに達するものもあります。
そのため、フェンスや壁、アーチなどに誘引して枝を支えます。
広い場所が必要なタイプの樹形です。
3番目は、半つる性樹形。
上の写真のグラハム・トーマスは半つる性樹形です。
シュラブ樹形ということもあります。
半つる性樹形は、木立性とつる性樹形の中間のような樹形です。
ある程度の高さまで自立しますが、枝先が細く、先に行くにつれ、枝垂れます。
ほぼ全てのイングリッシュローズが半つる性樹形(シュラブ樹形)です。
バラの樹形は、このように3つの樹形に大別されます。