
秋に、よく写真の紫色も実の樹木、見ますね。
通常、ムラサキシキブ(紫式部)と呼んでいますが、これはムラサキシキブの園芸種のコムラサキです。
コムラサキと言ったり、コシキブと言ったりします。
通常、お花屋さんで売っているものは、全て、コムラサキです。

一方、原種としてのムラサキシキブは、古くから山地の湿地や森林に自生しています。
サイズも3メートル程度と大ぶりです。
山中にあるので、街で見かけることはありません。
コムラサキは1~2メートルの高さです。
コムラサキの実はびっしりと付きますが、ムラサキシキブの実はまばらです。
コムラサキの枝は枝垂れますが、ムラサキシキブの枝は硬く、上や横に成長します。
コムラサキの葉は、先端の部分がギザギザですが、ムラサキシキブの葉は全体がギザギザです。
一般的に、私が通常生活で目にするものは、全てコムラサキです。