菖蒲、あやめ、杜若。
ちょっと見ただけでは、さっぱり違いが分からない。
いずれあやめか、かきつばたという、美人の優劣の区別がつかない名言もある。
そこで今回は、菖蒲、あやめ、かきつばたを峻別する、大きく分けて二つの特徴を述べて見ます。
まず、見た目の外見。

菖蒲の花びらには、黄色い筋が入っています。

あやめの花には、網目のような模様が入っています。

杜若の花には、白い筋が入っています。

次に花の咲く場所の違いです。
杜若は、水中にあります。
菖蒲は、水際にあります。
各地の菖蒲園では、菖蒲が水の流れに沿って群生していますね。
あやめは、陸地で咲きます。
水のない所で見たら、アヤメの可能性大です。
ついでに云えば、花の咲く時期も違うんですよ。
杜若:5月中旬
あやめ:5月中旬~下旬
菖蒲:6月~7月中旬
これであなたは、菖蒲・あやめ・杜若(かきつばた)博士になりました!