
お花屋さんや市場は、季節の先取り。
季節は春になったばかりですが、売り場は初夏のものが多いです。
皆様の大好きなラベンダーもこれから、どんどん出てきます。
そこで今日は、ラベンダーの話をします。
ラベンダーは、大別すると、イングリッシュラベンダーとフレンチラベンダーに分かれます。
写真は、イングリッシュラベンダー。
香りのハーブとして使われるラベンダー。
富良野のラベンダーは、このイングリッシュラベンダーがメインです。
冷涼なイギリスでも自生し、富良野で育てられるので、寒さにはとても強い。
反面、夏の暑さには弱いです。
しかし近年は、日本の暖地でも育てられるような品種も出てきています。

こちらの写真は、フレンチラベンダー。
つくしんぼに、うさぎの耳がついたようなお花が特徴です。
香りは弱いです。
暑さには、比較的強く、従来、暖地で植えられているのは、
このフレンチラベンダーでした。
比較的、育てやすいですが、冬場に霜に当てると枯れてしまいます。
イングリッシュラベンダー、フレンチラベンダーとも、原産地は地中海沿岸地方。
地中海沿岸地方は、からっとしていますので、梅雨時の湿気が苦手です。
風通しの良いところに移動させましょう。